リール動画で集客できる?洋菓子店が開業初期に知るべきショート動画活用法

「SNSに動画を投稿しても、誰にも見られていない気がする…」
「リール動画って、やったほうがいいの?」

そんな風に思ったこと、ありませんか?

洋菓子店を開業したばかりの方、またはこれから始めたいと考えている方にとって、「集客」は最初に立ちはだかる壁です。
最近ではInstagramやTikTokなどの**“ショート動画”を使った集客方法”**が注目されていますが、正直、「自分には難しそう」と感じていませんか?

この記事では、個人事業主や副業で洋菓子販売を始めたい人向けに
リール動画やショート動画を使った集客の方法を実例・ノウハウ込みでやさしく解説していきます。

動画が苦手な方でも安心して読み進められる内容です。
読み終わる頃には、「動画やってみようかな」と一歩踏み出せるはずです。

目次

  1. 洋菓子店が動画で集客する時代になった理由
  2. ショート動画って何?リールとTikTokの違いと特性
  3. 集客につながる動画ってどんなもの?撮り方と構成の基本
  4. 実際に集客に成功した洋菓子店のショート動画事例
  5. 動画が苦手な人でもできる!継続のための仕組みとコツ

洋菓子店が動画で集客する時代になった理由

「開業したけど、なかなかお客様が来ない」
「Instagramはやってるけど、写真のいいねは増えないし売上に直結してる気がしない」

これは、私がコンサルしてきた洋菓子店オーナーたちが口をそろえて言う悩みです。

私自身も個人でスイーツ事業を立ち上げた時、最初に「SNS投稿頑張ればお客さんが来る」と思い込んでいました。
でも、写真や文章だけでは、競合の中で埋もれてしまうのです。

今、注目を集めて集客につながっているのは「動画」、特に短尺のショート動画です。

なぜ、洋菓子店にショート動画が向いているのか?
答えはシンプルで、**「ビジュアル映えする商品が多いから」**です。

特にリール動画は視覚で“美味しさ”を伝えられる最強の武器。
フォロワーが少なくても拡散されるアルゴリズムが組まれているため、新規の顧客と出会える可能性が高いのです。

たとえば、以下のような動画は反応が良いです:

  • 焼きたてのフィナンシェがトレーに並ぶシーン
  • チョコレートがとろける断面動画
  • デコレーションの工程を倍速で見せる“作ってる感”動画

スマホ1台で撮れる、長さは15〜30秒でOK。
編集アプリ(CapCutやInShot)を使えば簡単にカットやBGMも入れられます。

また、リール動画はInstagramの「発見」ページに表示されやすいため、
知らない人に出会える最強の入口になるのです。

ショート動画って何?リールとTikTokの違いと特性

「リール動画とTikTokって、何が違うの?」
「そもそもどっちに投稿すればいいのかわからない」

SNSが苦手な人ほど、ここで手が止まりがちです。

まずはそれぞれの特徴と、どんな人に向いているかを理解しましょう。

プラットフォーム 特徴 向いている人
Instagramリール フォロワーとの接点を持ちやすく、視覚的な美しさが重視される 洋菓子やスイーツなど「美しさ」や「可愛さ」で勝負する人
TikTok 拡散力が強く、エンタメ性・ストーリー性重視 テンポよく話せる人・個性を出したい人・声出しOKな人

どちらか迷うなら、まずはInstagramリール動画からスタートしましょう。
理由は、開業初期に「信頼感」と「ブランドイメージ」が作りやすいからです。

集客につながる動画ってどんなもの?撮り方と構成の基本

「動画を撮ったけど、全然再生されなかった」
「どうすれば“見られる動画”になるのか分からない…」

ただ撮って投稿するだけでは、成果につながりません。

動画には“勝てる構成”があります。
そのポイントは以下の3つ。

1. 最初の1秒が命!

冒頭で「何の動画なのか」が一瞬で伝わらないと、スワイプされて終わりです。
→ 例:「3秒で焼き上がるフィナンシェの秘密」などのテキストを最初に出す。

2. “音”を味方につける

人気BGMやASMR効果(サクッという音、チョコの割れる音など)があると、視聴維持率が上がります。

3. キャプションで行動を促す

「期間限定で販売中!」「保存して後で見てね」など、次のアクションを伝えましょう。

実際に集客に成功した洋菓子店のショート動画事例

「理屈は分かったけど、本当に成果出るの?」
「うちみたいな小さな個人店でも通用するの?」

そんな疑問に答えるべく、リアルな成功事例をご紹介します。

小さな洋菓子店が、わずか3本の動画で予約が満席になった事例をご紹介します。

事例:東京都内・女性1人で運営する洋菓子店

  • 投稿1本目:「焼きたてガトーショコラの断面動画」→ 5万再生
  • 投稿2本目:「仕込み中の裏側+スタッフの笑顔」→ 3万再生
  • 投稿3本目:「期間限定いちごのタルト紹介」→ 予約DMが20件以上

ポイントは「人」と「ストーリー」と「限定性」
ただのスイーツ紹介ではなく、“なぜそれを作ったのか”まで語ることで、ファンが生まれるのです。

動画が苦手な人でもできる!継続のための仕組みとコツ

「動画って手間がかかるし、何を撮るか毎回悩む…」
「続けるのがしんどくて、結局やめちゃった…」

ネタをストックし、ルールを決めておくことで、継続がグッと楽になります。

続けるコツ4選

  1. 「撮る曜日」を決める(例:毎週火曜に撮影)
  2. 動画テンプレを用意しておく(冒頭→工程→完成)
  3. スマホ三脚・ライトを常備する(すぐ撮れる環境)
  4. 月5本投稿を目標にして、完璧を目指さない

また、再投稿(別BGM・テキスト違い)もOK
1本の動画を複数回活用できるので、負担はかなり減らせます。

ショート動画は、洋菓子店の“美味しさ”をダイレクトに届ける最強の集客手段です。
今は「動画=企業だけのもの」ではなく、個人事業主や副業スタートの方でも結果が出せる時代になりました。

あなたのお菓子には、きっと“物語”があります。
それを動画というカタチで、もっとたくさんの人に届けてみませんか?

最初の一歩は、「スマホで15秒撮ること」。
小さな積み重ねが、あなたの洋菓子店の未来を変えていきます。

 

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