「スイーツ作りが得意。でも、それを仕事にするのは難しい…」
そんな風に思ったこと、ありませんか?
特に、主婦の方や扶養内で働きたいと考えている方にとって、「収入制限」「時間」「家庭との両立」といった壁は少なくありません。
だけど、ちょっとした工夫と正しい知識があれば、扶養内でも十分にスイーツ販売は可能です。
この記事では、扶養内で無理なく始められるスイーツビジネスの開業方法・集客術・売上の工夫を、リアルな視点でお伝えしていきます。
「好き」を仕事にしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
- 扶養内でスイーツ販売はできる?まず知っておくべき基礎知識
- 実例紹介!月収3万円から始めた扶養内スイーツビジネスのリアル
- 洋菓子店を開業するには?家庭でもできるミニ開業ステップ
- 扶養内でもできる!集客方法3選とお客様とのつながり方
- 売れ続けるために必要な「商品設計」と「時間の使い方」
扶養内でスイーツ販売はできる?まず知っておくべき基礎知識
「スイーツを売ったら、扶養から外れてしまうのでは?」
この疑問、実はとても多くの方が持っています。
私もかつて、パートと家庭の合間でスイーツ作りをしていたとき、
「もう少し収入を増やしたいけど、扶養の範囲ってどこまで大丈夫なの?」と、モヤモヤしていました。
知らないままだと、無意識に扶養を外れてしまうリスクもあるため、最初に正しい知識を入れておくことがとても重要です。
ポイントは、「所得」と「収入」の違い、そして「税制上の扶養」と「社会保険上の扶養」の線引きを理解することです。
- 税制上の扶養:パートナーの配偶者控除が受けられる年収ラインは103万円。
- 社会保険上の扶養:健康保険・年金の扶養として認められるのは130万円未満(地域や保険組合により異なる)。
つまり、「材料費・経費を差し引いた所得」がこれらの金額を超えないように調整すれば、スイーツ販売を続けながらも扶養内に留まることが可能です。
経費管理(仕入れ・ラッピング資材・光熱費など)と売上のバランスを取りつつ、月1〜5万円ほどの収入を安定的に得る設計が理想です。
実例紹介!月収3万円から始めた扶養内スイーツビジネスのリアル
「本当に扶養内でうまくやっていけるの?」
そんな疑問に対して、実際に成功している方のケースを見てみましょう。
30代主婦のAさんは、育児の合間に自宅でクッキーの製造販売をスタート。
ネット販売+月1回のマルシェ出店で、平均月収3〜5万円を実現しています。
Aさんの活動内容:
- 平日午前に製造、午後は発送準備
- 月初に「今月のセット」をInstagramで告知・予約受付
- 販売プラットフォーム:STORES(無料プラン)+Instagram
- イベント出店は子連れOKな地域マルシェを選択
扶養内を意識し、年間売上は約100万円程度に抑えつつ、利益管理を徹底。
家計にも余裕ができ、趣味と収入のバランスが取れた働き方を実現しています。
洋菓子店を開業するには?家庭でもできるミニ開業ステップ
「お店を出すのは大変そう…」
そう思って諦めていませんか?
実は今、自宅を拠点にした“ミニ洋菓子店”の形が増えています。
「保健所の営業許可を得る」「販売プラットフォームを選ぶ」などのポイントを押さえることで、自宅でのスイーツ販売も合法的にスタート可能です。
✅ 開業までのステップ
- 菓子製造業の許可取得(※自治体の保健所に確認)
- 開業届の提出(扶養内でOK)
- 販売方法の決定(対面販売、ネット販売など)
- 商品の試作・ラベル・表示義務対応
- SNSやLINEで告知準備
このように、**「店舗を持たずに開業」するスタイルは扶養内との相性も◎**です。
扶養内でもできる!集客方法3選とお客様とのつながり方
「いいお菓子ができても、お客様がいないと売れない…」
これは扶養内スイーツビジネスでも同じです。
集客には大きな広告費をかける必要はありません。
“自分の世界観に共感してくれるお客様”を育てていくことが大切です。
✅ 扶養内スイーツ販売におすすめの集客法3選
- Instagram発信(商品紹介・予約受付)
- LINE公式アカウントでの予約案内と再販告知
- 地域密着イベントやマルシェでの試食・名刺配布
大事なのは、「売る」より先に**「知ってもらう」「共感してもらう」**こと。
自分の想いを丁寧に伝えることで、固定ファンが自然と増えていきます。
売れ続けるために必要な「商品設計」と「時間の使い方」
「売れても忙しくなりすぎたら本末転倒」
扶養内でのスイーツ販売には、“キャパシティの設計”も大切です。
時間と収入のバランスを取るためには、**「手間がかかりすぎない商品」×「繰り返し売れる構成」**が鍵です。
✅ 商品設計のコツ
- 日持ちする焼き菓子系(例:クッキー、フィナンシェ)を中心に
- 3〜5種類で構成された詰め合わせBOXにして効率化
- 定番+季節限定でリピーターを確保
✅ 時間の使い方
- 月初にまとめて製造、冷凍ストックなどで効率アップ
- SNS投稿もテンプレ化で時短
- 発送や返信対応は週2回に絞るなど、ルールを設定
このように**“回しやすい小さなビジネス設計”**にすることで、継続もしやすくなります。
扶養内でスイーツビジネスを始めることは、夢ではなく、十分に現実的な選択肢です。
「家庭も大事」「収入も少し欲しい」「好きなことを形にしたい」——そんなあなたにぴったりの働き方が、ここにはあります。
まずは月3万円からでもOK。
小さな一歩が、未来を大きく変えるきっかけになります。
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