「いつか自分のお菓子で誰かを笑顔にしたい」——そんな風に思ったことはありませんか?
あるいは、
「会社員だけど、土日を使って何か副業をしたい」
「焼き菓子づくりが趣味。できればお金にも変えてみたい」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
実際に、週末だけの焼き菓子販売で月3万円〜5万円の収入を得る人たちが増えてきています。フルタイムで働きながらでも、少しの工夫と準備で、焼き菓子を通じて「自分だけの小さなお店」を持つことができるんです。
副業としての焼き菓子販売は、趣味を収入に変えるやりがいのあるチャレンジ。
この記事では、「洋菓子店を副業で開業する方法」「週末だけの販売方法」「集客のコツ」など、あなたの夢を現実に近づけるためのステップを、実体験とともにお伝えします。
目次
- なぜ週末だけの焼き菓子販売が今アツいのか?
- 週末販売を成功させるための準備ステップ
- 集客の鍵は「小さな世界観づくり」
- 実際に週末販売をした人のリアルな声
- 副業として無理なく続けるためのコツと注意点
なぜ週末だけの焼き菓子販売が今アツいのか?
「副業やってみたいけど、時間もないし、自分にできることがない」
——そんな風に感じている会社員の方、意外と多いのではないでしょうか?
かつての私もそうでした。
お菓子づくりが趣味で、休日には焼き菓子を作って友人に配っていたのですが、
「売ってみたら?」という声があっても、どこか他人事のように思っていました。
でもあるとき、Instagramに趣味で作ったフィナンシェの写真を投稿したところ、知らない人から「注文できますか?」とDMが来たんです。
その瞬間、**「え、これって…もしかして“売れる”の?」**という可能性が頭に浮かびました。
調べてみると、副業として週末に焼き菓子を販売している人が実は結構いることを知りました。
保健所の許可や開業届の提出も、そこまでハードルが高くないと分かり、思い切ってスタートしたのが最初の一歩でした。
週末限定でも、焼き菓子販売は立派な「副業」として成立します。
しかも、自宅で始めることも可能で、初期費用も少なめ。時間の制約がある方でもスタートしやすいのが大きな魅力です。
この章では、週末販売の魅力を整理しつつ、「なぜ今この副業スタイルが注目されているのか?」を明らかにしていきます。
- 副業ニーズの高まり
コロナ禍以降、「収入源を複数持つこと」への意識が高まり、副業を始める人が増加。
その中でも、手作りスイーツは「売れる楽しさ」と「人とのつながり」が両立できるとして人気。 - SNSが最大の販路になる時代
今はInstagramやLINE公式、BASEなど無料で始められる販売・告知ツールが豊富。
“お店を持たなくても売れる時代”になったからこそ、週末副業が実現可能に。 - 焼き菓子は作り置きできて売りやすい
焼き菓子は日持ちがするため、仕込みは平日夜・販売は土日という働き方がしやすい。
冷凍保存なども活用すれば、無理なく続けられるのもポイント。
週末販売を成功させるための準備ステップ
「やってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」
多くの人がこの段階で止まってしまいます。私も最初はそうでした。
安心してください。
必要なのは、いきなりお店を開くことではなく、“販売できる状態”をつくることです。以下に、最低限押さえておきたいステップをまとめました。
- 保健所の営業許可を取る
→ 自宅販売するには「菓子製造業」の許可が必要。地域によってはシェアキッチン利用もOK。 - 開業届を提出する
→ 副業でも売上があるなら「開業届」を出しておくと経費計上・確定申告がスムーズに。 - 商品コンセプトを決める
→ 自分が「何を売るのか」「誰に届けたいのか」を明確に。
例:「無添加素材の子ども向け焼き菓子」「母の日ギフト専門」など。 - 販売方法を決める
→ マルシェ出店/SNS経由で受注生産/BASEなどのECサイト活用など、自分に合った方法を選ぶ。 - パッケージと写真を準備する
→ パッケージはブランドの顔。ラベル、リボン、紙袋も世界観にこだわって。
→ 写真はスマホでもOK。自然光で撮ると印象がアップ!
集客の鍵は「小さな世界観づくり」
「せっかく準備したのに、誰も買ってくれなかったらどうしよう…」
集客は、副業ビジネスの最大のハードルかもしれません。
SNSの時代、「何を売るか」よりも「どんな想いで、どんな人に向けて売っているか」が伝わることが重要です。
**“売れる”より先に、“好きになってもらう”**を意識しましょう。
- Instagramで日常を切り取る
→ 完成品だけでなく、材料、焼きあがるまでの過程、包装風景などを投稿すると共感されやすい。 - 投稿にストーリーを添える
→ 「このお菓子は、昔母とよく作った思い出のレシピです」といった背景を語ると、ファンがつきやすい。 - ブランド名とトーンを統一する
→ ロゴ、フォント、カラーなどを揃えることで、プロっぽく見える。Canvaなど無料ツールが便利。
実際に週末販売をした人のリアルな声
「理想は分かっても、現実ってどうなんだろう?」
成功体験も大事ですが、リアルな苦労や現場の声があると参考になりますよね。
ここでは、実際に週末販売をしている方のインタビューや体験談を交え、リアルな副業スイーツビジネスの姿を紹介します。
例①:30代会社員女性(副業3ヶ月目)
「平日は仕事終わりに焼いて、土曜だけマルシェに出店。最初は全然売れなかったけど、SNSで顔を出して自分のストーリーを語ったら、常連さんができて…今は楽しく続けられています。」
例②:育休中のママ(副業半年)
「子どもが昼寝している間に仕込み、Instagramで予約受付。週に10セットだけ販売しています。大きな売上はないけど、社会とつながってる感じがうれしいです。」
副業として無理なく続けるためのコツと注意点
「やってみたけど、疲れてしまって続かなかった」
——副業にありがちな落とし穴です。
続けるためには「仕組み化」と「無理しないマインド」が大切です。
- 無理せずスモールスタート
→ 初月は5セットだけ、など自分のキャパに合わせることが最重要。 - 冷凍・作り置きを活用する
→ 焼き菓子は冷凍が効くものも多いため、時間分散が可能。 - お客様の声を可視化する
→ メッセージや感想を紙にプリントして目に見えるところに貼っておくと、モチベーションが続く。 - 家族やパートナーの理解を得る
→ 週末に家を使う場合、家族の協力は不可欠。最初にルールを決めておくと安心。
副業スイーツ店は、あなたの「好き」を「仕事」に変える第一歩。
週末だけの販売でも、きちんと準備と世界観づくりをすれば、お客様は必ず見つかります。
最初の売上がなくても落ち込まないでください。
お菓子を通じて誰かとつながる経験は、きっとあなたの人生に新しい喜びをもたらしてくれます。
まずは、小さな一歩から。週末限定の焼き菓子店、はじめてみませんか?
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