洋菓子店のInstagram集客術|初めてでもファンが増える投稿戦略と5つのポイント

「Instagram、やってはいるけど、全然フォロワーが増えない…」
「そもそも何を投稿すればいいのか分からない」
そんな風に感じたこと、ありませんか?

洋菓子店を開業したり、副業としてスイーツ販売を始めたりした人にとって、集客の第一歩は“知ってもらうこと”
その入り口として今もっともパワフルなツールのひとつが、Instagramです。

とはいえ、投稿しても「いいね」が伸びない、フォロワーが増えない、問い合わせも来ない…では、意味がないですよね。

この記事では、Instagram運用初心者の洋菓子店オーナー・副業希望者でも実践できる、具体的な投稿戦略と集客の方法を、事例とともにお伝えします。

目次

  1. なぜ洋菓子店にInstagramが効くのか?
  2. 初心者でも結果が出るInstagram投稿の5つの基本
  3. 洋菓子店がやりがちなInstagram投稿のNGパターン
  4. フォロワーがファンに変わる!ストーリー・リールの活用法
  5. 開業前から始める!Instagramで“ファン予備軍”を作る方法

なぜ洋菓子店にInstagramが効くのか?

「Instagramって、本当に意味あるの?」
最初はそう思っていました。

実際、私が小さな洋菓子ブランドを立ち上げたときも、SNS投稿は“なんとなくやっている”だけでした。
でも、ある日「インスタ見てきました!」というお客様が現れたんです。そこから、少しずつ“集客の流れ”が見え始めました。

いま、Instagramは洋菓子店にとって最強の集客ツールになり得ます。
その理由とは?

洋菓子店とInstagramは「相性抜群」です。
スイーツの見た目の可愛さ、美しさ、限定感、季節感…これらは視覚的に伝えやすく、拡散されやすい特徴を持っています。

今や、Instagramでスイーツを検索するユーザーは非常に多く、ハッシュタグ検索で「#〇〇スイーツ」「#〇〇洋菓子店」と探す人も多いのです。

以下の3つが、Instagramと洋菓子の相性がいい主な理由です:

  • 視覚訴求が強い:ケーキ、焼き菓子、ラッピングなどが映える。
  • 日常の“ちょっとしたご褒美”として需要が高い:共感を得やすい。
  • 検索性が高い:「地名×スイーツ」「焼き菓子ギフト」などでの発見が多い。

つまり、Instagramは**「知らないお客様に見つけてもらい、覚えてもらい、来てもらう」ための導線**として極めて優秀です。

初心者でも結果が出るInstagram投稿の5つの基本

「投稿がんばってるのに、なんで増えないんだろう…?」
そんな疑問を持つ方は多いです。特に最初は何をどう投稿していいか分からず、迷子になりがち。

Instagram運用で大切なのは、**「誰に、何を、どう見せるか」**を明確にすること。
次の5つの基本を押さえることで、初心者でも投稿に一貫性と魅力が出て、フォロワーが反応しやすくなります。

  1. ペルソナ設定:誰に届けたいかを明確にする
    → 例:30代女性、手土産スイーツを探しているママ層
  2. 統一感あるビジュアル
    → 写真は明るく、背景をシンプルに。色味を揃えると◎
  3. 投稿文は“短く・共感型”に
    →「今日のおやつにぴったり」「ちょっと疲れた日に」など、使うシーンを想像させる
  4. ハッシュタグは「ジャンル×地域×感情」で設計
    → #焼き菓子 #洋菓子店開業 #東京スイーツ #ご褒美おやつ
  5. 投稿頻度は“週2〜3回”が目安
    → 継続性が信頼感を生む

洋菓子店がやりがちなInstagram投稿のNGパターン

「なぜか“いいね”も“フォロー”も増えない…」
原因は、“投稿のしかた”にあるかもしれません。

SNS運用でよくある失敗は、「お店の宣伝ばかりになっていること」。
ユーザーは、“売りたい人”より“共感できる人”をフォローします。

よくあるNG例

  • 投稿内容がすべて「商品紹介+価格」だけ
  • 写真が暗い・ぶれている・バラバラな構図
  • キャプションが長すぎる or 一言すぎる
  • ハッシュタグが人気タグだけ(#スイーツ #おやつ など)
  • フォロワーに語りかけず、自己満足な内容に

改善のコツは、「読者の気持ちになること」
たとえば「忙しい夕方にちょっと甘いものが食べたいな」という人に向けて投稿すると、共感されやすくなります。

フォロワーがファンに変わる!ストーリー・リールの活用法

投稿だけではなかなかエンゲージメントが上がらない…
それ、“ストーリーズ”や“リール”を活用していないからかもしれません。

リール動画やストーリーは「日常の空気感」を伝えるツール。
信頼や共感を生み、フォロワーが“ファン”に変わる重要なパーツです。

ストーリーズでおすすめなのは:

  • 製造中の様子(焼き上がりの香りを想像させる)
  • 今日の営業情報(例:「本日17時まで」「残り3セット!」)
  • フォロワーとのQ&A(「どれが好き?」アンケートなど)

リール動画は:

  • 仕上げの様子(粉糖をふる、チョコをかける)
  • お客様のリアルな声(喜んでる表情など)
  • スピード感のある15秒ストーリー仕立て(ビフォーアフター)

これらは**「目に止まりやすく、感情を動かす」**最強ツール。
日常を切り取ることで、ファンとの距離がグッと縮まります。

開業前から始める!Instagramで“ファン予備軍”を作る方法

「開業してからSNSやればいいや」と思っていませんか?
それ、実は大きな機会損失かもしれません。

SNSは“開業前から仕込んでおく”のが勝ちパターン。
「まだお店がないから投稿できない」と思う必要はありません。

開業前からできる投稿ネタ:

  • お菓子の試作風景(味の調整・色合いの違いなど)
  • 開業準備の日々(設備搬入、保健所申請などリアルな裏側)
  • コンセプトづくりの悩みや工夫
  • 名前の由来やストーリー
  • 「この日に開店します!」というカウントダウン

これらは、「一緒に歩んでいる感覚」を生み、ファンのエンゲージメントを高める絶好のチャンス。

開業前から“共感してくれる仲間”を集めることで、オープン初日から集客がスムーズになります。

Instagramはただの写真投稿アプリではありません。
個人の洋菓子店にとっては、もっとも強力な無料集客ツールです。

しかも、やり方さえ間違えなければ、初心者でも確実に反応が得られます。
まずは、あなたの想いや商品に込めたストーリーを「伝えること」から始めてみませんか?

大丈夫。今日から、少しずつでOKです。
あなたのお菓子を、待っている人がいます。

 

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