「洋菓子店は店舗がなくても開業できる?ノンストア戦略で成功する集客方法」
「洋菓子店をやってみたいけれど、店舗を持つのはリスクが高すぎる…」
そんな風に思ったことはありませんか?
実際、テナントを借りて、設備を整えて、人を雇って…と考えると、開業は夢のまた夢のように感じるかもしれません。
でも、今は“お店を持たない洋菓子ブランド”がどんどん伸びている時代なんです。
あなたもInstagramやBASE、イベントなどを使って、低リスクで“自分のブランド”を作っていける可能性があります。
この記事では、店舗を持たないという選択肢で、どのように洋菓子ブランドを始め、集客し、収益を得ていけるのかを具体的に解説します。
目次
- 店舗を持たずに洋菓子店を始める人が増えている理由とは?
- ノンストアで成功するための3つのビジネスモデル
- 洋菓子ブランドの立ち上げに必要な初期準備と販売方法
- 店舗なしでもできる!効果的な集客方法とSNS活用術
- 小さく始めてファンを増やす「スモールブランディング戦略」
店舗を持たずに洋菓子店を始める人が増えている理由とは?
「店舗がなければ、商売にならない」
これは、ひと昔前までの常識でした。
でも、今の時代は違います。
私は以前、焼き菓子のオンライン販売を副業で始めたのですが、実店舗を持たずに、SNSとネット販売だけで月10万円の売上を超えることができました。
周囲にも、マルシェやキッチンカー、間借り営業などで成功している洋菓子ブランドがたくさんあります。
むしろ、固定費がかからない分、柔軟な運営ができ、利益率も高いという声も。
なぜ今、「店舗を持たない洋菓子店」が注目されているのか?
そこには、時代の変化と消費者行動の変化が関係しています。
答えはシンプルです。
“モノ消費”から“コト消費・ストーリー消費”に移行した今、「どこで売るか」より「どう届けるか」が大事になったからです。
スマホ一つで注文でき、SNSで商品が広まり、共感で選ばれる時代に、「物理的な店舗」は絶対条件ではなくなっています。
- SNSでの拡散力により、リアル店舗がなくてもブランドが育つ
- ECツール(BASE、STORES、Shopifyなど)の普及でオンライン販売が手軽に
- 消費者が「おしゃれで共感できる個人ブランド」を選ぶ傾向に
- コロナ禍で非対面・デリバリー需要が拡大した流れを引き継いでいる
- 初期投資を抑えられる=副業やスモールスタートに最適
ノンストアで成功するための3つのビジネスモデル
「店舗がないと、どうやって商品を売ればいいの?」
最初は、誰しもこの疑問を持つと思います。私もそうでした。
でも今は、「販売方法」も多様化していて、選択肢は豊富です。
代表的なノンストア型のビジネスモデルはこの3つです。
① ネット販売型(ECショップ)
→ BASE、STORESなどを使い、オンラインで全国に向けて販売。
→ SNSとの連動で集客と販促が可能。
② イベント・マルシェ出店型
→ 地域イベントやポップアップで販売。
→ お客様とのリアルな接点を持ちやすく、口コミが広がる。
③ 間借り販売・委託販売型
→ カフェや雑貨店の一部スペースで販売。
→ 商品を置くだけで済むので、時間の融通も利きやすい。
これらは、すべて「自分でお店を持たずに」スタートできる方法です。
洋菓子ブランドの立ち上げに必要な初期準備と販売方法
「やってみたいけど、実際に何を用意すればいいのかわからない」
そんな声を多く聞きます。
私自身、スタート時は手探り状態でした。でも、意外と必要なものはシンプルなんです。
ここでは、開業届や保健所対応、販売環境など、最低限必要な準備を整理します。
- 開業届の提出(個人事業主)
→ 開業は原則として届け出のみ。青色申告などの税制メリットあり。 - 菓子製造業許可 or 菓子販売業許可の取得
→ 自宅での販売は地域の保健所確認が必須。製造・包装の環境が基準を満たしている必要あり。 - 梱包・配送資材の準備
→ 焼き菓子など常温保存の品から始めると扱いやすい。パッケージデザインも重要。 - ECショップ開設
→ BASEやSTORESは無料で始められ、テンプレートも豊富。 - SNSアカウントの設計と育成
→ 発信は開業前から始めるのがおすすめ。
店舗なしでもできる!効果的な集客方法とSNS活用術
「どうやって見つけてもらえばいいの?」
商品があっても、知られなければ売れません。
ノンストア型では、SNS×Webでの導線設計が命です。
- Instagram:世界観を見せるツール
→ 投稿は商品だけでなく、製作過程や背景ストーリーも載せる。 - LINE公式:ファンとのつながりを作る
→ クーポンや先行案内でリピート促進。 - リールやストーリーズ:拡散力を高める武器
→ 動画はブランドの温度感が伝わりやすい。 - SEO対策つきのECサイト構築
→ Google検索で発見してもらうには、商品名・説明の工夫が重要。 - コラボ企画で認知度UP
→ 雑貨店、マルシェ、他業種とのコラボで相乗効果。
小さく始めてファンを増やす「スモールブランディング戦略」
「大手みたいな広告はできないし…」と悩んでいませんか?
でも実は、小さなブランドだからこそ、応援される力があるんです。
個人規模だからこそ大事なのは、“あなたらしさ”を武器にするブランディングです。
- 「誰が作っているのか」を出すこと
→ 顔出しが難しければ、想い・ストーリー・理念でもOK。 - ブランドの世界観を統一する
→ ロゴ、色、言葉のトーンを揃えて印象を定着させる。 - コミュニケーションを大事にする
→ コメントへの返信、DM対応などで“関係性”が生まれる。 - 商品の裏にある物語を語る
→ 単なる焼き菓子ではなく「母の味を継承したレシピ」など、背景が大事。
お店がなくても、あなたの洋菓子ブランドはつくれます。
むしろ、ノンストアだからこそ初期費用を抑えて、自由に、ストーリーをもって届けることができる。
集客もSNSを中心に構築でき、あなたらしいブランドが“応援される存在”になる可能性は十分にあります。
まずは、小さく一歩を踏み出してみてください。
店舗を持たない、あなたならではの洋菓子ブランドが、これからたくさんの人に届いていくはずです。
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