「どうして、あのスイーツ店は毎回予約がすぐ埋まるの?」
そんな風に思ったこと、ありませんか?
逆に、自分のお店では「注文が少ない」「SNSの投稿に反応がない」「作ったはいいけど売れ残ってしまった」——そんな経験、ありませんか?
実は、予約販売というスタイルを取り入れるだけで、売上も気持ちもグンと安定する可能性があるんです。
この記事では、洋菓子店を開業したい人・すでに始めたけど売上が安定しない個人事業主・副業スイーツ販売を考える会社員に向けて、「予約が埋まる販売スタイル」を具体的に解説します。
読み終わるころには、きっとあなたも「明日から実践してみよう」と思えるはず。
予約販売は、スモールビジネスの大きな武器になるんです。
目次
- なぜ洋菓子販売で“予約販売”が注目されているのか?
- 予約が埋まる仕組みとは?スイーツ店に最適な販売導線
- 実際に売れている予約スイーツ店の成功事例
- 予約販売の始め方|初心者がすぐにできる5つのステップ
- 集客が加速するSNS×予約販売の活用法
なぜ洋菓子販売で“予約販売”が注目されているのか?
洋菓子店を始めたばかりの頃、「どれだけ作ればいいか分からない」「せっかく作ったケーキが売れ残ってしまう」という不安に悩んでいませんか?
私も最初はそうでした。毎朝ドキドキしながら仕込み、天気や曜日に振り回される日々。
「これ、続けられるのかな……」と何度も思いました。
そんな時に出会ったのが、「完全予約制」という選択肢でした。
予約販売を導入することで、“確実に売れる数”を把握できるようになります。
ムダな仕込みも減り、廃棄リスクも少なくなる。しかも、「数量限定」の魅力が生まれ、自然と集客効果も上がっていきます。
予約販売のメリットは、以下の通りです。
- 在庫リスクがない
あらかじめ「何個注文が入っているか」が分かるため、無駄がなくなります。 - 原材料費が適正に管理できる
必要な材料だけを仕入れられるので、キャッシュフローが安定します。 - 限定感でファンが増える
「〇〇日締切」「数量限定」などの仕掛けで、購買意欲が高まります。 - 制作ペースが組みやすい
時間配分をコントロールでき、生活とのバランスも取りやすくなります。
予約が埋まる仕組みとは?スイーツ店に最適な販売導線
「予約販売を始めたけど、なかなか注文が入らない…」
そう感じる方も多いかもしれません。
実は、ただ“予約受付中”と投稿するだけでは、予約は埋まりません。
予約が埋まるお店には、共通する「導線の工夫」があります。
ここでは、スイーツ販売に向いた導線設計のポイントを紹介します。
- 予約受付フォームは最短導線で
GoogleフォームやSTORES、BASEなど、リンク1クリックで注文できる導線を整えましょう。
Instagramのプロフィールリンクに設置すれば、投稿から即注文につながります。 - 「締切日」を必ず明記する
「◯日まで受付」と明記することで、今買わなきゃという心理を刺激できます。 - 商品の魅力を“ビジュアル”と“言葉”で伝える
写真+キャッチコピーが鍵。例:「とろける苺レアチーズ|母の日限定10個」 - 予約完了後に“お礼+次回案内”を送る
LINEやメールで、次回予告を伝えるとリピーター化しやすくなります。
実際に売れている予約スイーツ店の成功事例
「でも、実際にそんなやり方で売れてる人っているの?」
そう思いますよね。ここでは、リアルな成功事例をご紹介します。
予約販売で成功している事例を知ることで、自分に合ったやり方が見えてきます。
▶ 事例1|副業スイーツ販売(月2回限定)
30代会社員が副業で始めた焼き菓子販売。
月に2回「数量限定20セット」の販売をInstagramで告知。
締切までに完売し、リピート購入率も高く、現在は本業化も視野に。
▶ 事例2|自宅工房の完全予約制ケーキ屋
主婦が週2日だけ営業。LINE公式で受付し、商品受け渡しはドライブスルー方式。
予約特典として「次回使える割引券」も発行し、リピート率8割以上。
予約販売の始め方|初心者がすぐにできる5つのステップ
「やってみたいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな方に向けて、ゼロから始める手順を紹介します。
以下の5ステップを参考にすれば、今日からでも準備を始められます。
ステップ① 商品を1つだけ決める
→ 初めは「1種類限定」でOK。人気のある焼き菓子やシンプルなケーキが◎。
ステップ② 注文方法を決める(Googleフォーム or SNS DM)
→ 簡単なフォームを作り、InstagramやLINEにリンクを貼る。
ステップ③ 締切と受け取り方法を決める
→ 「◯日締切・◯日渡し」と設定し、計画的に仕込みができるように。
ステップ④ 予約投稿を作る(写真+説明+締切)
→ 魅力が伝わるように、ビジュアルにこだわる。ストーリーズでも告知。
ステップ⑤ リマインド&次回予約の導線づくり
→ 注文者に「次回予約案内」を送る仕組みを作るとリピート率UP。
集客が加速するSNS×予約販売の活用法
SNSを使っているけど、「フォロワーはいるのに予約が入らない」という人は多いです。
実は、SNSの使い方で予約率は大きく変わるんです。
SNSは“集客メディア”ではなく“コミュニケーションの場”と捉えると、予約が自然と増えていきます。
- 「今週の予約受付はここから」の定期投稿
→ 週1回、固定で受付投稿を行うことで、リズムができファンが定着。 - ストーリーズでカウントダウンを活用
→ カウントダウン機能で「締切の焦り」を演出。 - 制作風景・試作風景を投稿する
→ お客様にとって、舞台裏の共有は「信頼」に直結します。 - タグ付けされたお客様の投稿をリポスト
→ 第三者の声が、新たな購買意欲を生みます。
洋菓子店を始めたけど、なかなか安定しない——
そんな方にとって、予約販売という選択肢は大きな武器になります。
- 作る数が事前に決まる
- 廃棄や在庫が減る
- 限定感が売れる理由になる
- SNSでの告知が明確になる
最初は小さくても構いません。
まずは、「1種類だけ予約販売をしてみる」ところから始めてみましょう。
あなたのスイーツが、“欲しい人にちゃんと届く”予約販売の仕組みづくり。
今日から、一歩踏み出してみませんか?
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